ショップ・店舗・会社様の販促を応援!低コスト広告や自主制作方法などのお役立ち情報を発信

【お店のロゴ作り】後々困らない使いやすいロゴデザインの条件

お店のロゴを作りたいけどどういう所に気を付けたほうがよいの?
また、今ロゴを使ってるけど、広告掲載するときにしっくりハマらない…など困ってる方も居るかと思います。
事前に知っておくと困らない・後々悩まない使いやすいロゴの条件をいくつか紹介したいと思います。

・ロゴのデザイン基準がわからない方
・現在使っているロゴで使いにくい場面がある方
・汎用性の高いロゴを作りたい方
・今、開業準備中で店名やロゴを考えてる最中の方

ロゴ・マークとは?

お店や企業のアイデンティティであり、お店の提供物やサービスとロゴのイメージがマッチしている事が好ましいです。
昨今インパクトのある長~い店名などもあったり、簡潔にまとまった短い店名などもあるので、一概にどうあるべきか?と決めつけるのも難しいですが、
ここでは「いろんな場面で使える」「使いやすい」という点に絞って解説していこうと思います。

また僕の中のザックリ概念ですが、ロゴとは店名や社名をデザイン化した文字を表し、マークは店名や社名をアイコンとして図形を指しています。
例で言うとトヨタだと楕円を使った図形がマークでアルファベットのTOYOTAがロゴになります。二つ合わせてロゴマークとして使い、ある程度の期間や露出でロゴとマークを浸透させる事で、お店のブランディング効果があります。

使いづらいロゴの良くあるパターン

店舗のロゴやマークを作るときに、大半の人が店舗の看板にロゴが入るイメージを思い浮かべるかと思います。
テナントによって異なりますが、大抵の場合は看板を取り付けるスペースは横長だったりしますが、看板のイメージだけで作ってしまうと、別の場面でロゴマークを使うときにすごく使いづらい出来になってしまいます。

●看板
●名刺
●チラシ
●ウェブサイト
●封筒
●情報誌などへの広告
●袋などの必要小物など

上記のように代表的な使用場面を挙げてみました。今まで色んな販促物などを作らせて頂いて、これは使いづらい!といった店舗様のロゴも多々見てきましたが、使いづらいロゴで一番多いケースは組み換えできない作りのロゴです。縦型の広告スペースに横長のロゴを配置など(逆も然り)スペースに合わせた組み換えができない・しづらい。
そういった点で次のようなロゴは使いづらい部類に入るかもしれません。

1.スペースやイラストと融合したアート的なロゴ……イラストや図形と文字が合体してるため組み換えできない。
2.縦書きメインで書かれた毛筆ロゴ……縦書き毛筆で書かれた毛筆ロゴは「はらい」や「止め」など縦書きバランスなので、バラして横組みにすると見栄えが悪い場合が多い。
3.長すぎて文法的にも改行しにくい店名のロゴ……英文字の店名などに良くありますが、1行で入れようとすると長すぎてロゴが小さくなる。
4.自由すぎる形状のマーク……超横長・超縦長・いびつな形状のマークは、バランス的にロゴを配置する場所が限定されてしまう。

これらのロゴはスペースに合わせた組み換えなどができないので「名刺に入れづらい」「封筒の下のところに収まらない」などの不便を感じる場合があります。
ロゴ企画時の初見のものは、その時の見栄えが良く見えても、「縦長スペースにはどう配置すべきか?」など組み換え可能かどうか考慮しましょう!

ロゴやマークはベースカラーに差し色1色追加でイメージアップ

大手企業でも良く使われてます。ベース1色でも良いのですが少し寂しいので差し色にもう1色追加するとアクセントにもなり全体的に締まってきます。ただ、あくまでも主役はベースカラーなので差し色は控えめな面積の方がすっきりおしゃれに仕上がります。あまり多くの色を入れるとゴチャゴチャとしてロゴ全体の印象が弱くなるので色の追加は控えめに。
また、世の中の広告媒体(例えばフリーペーパーなど)はすべてカラーのページではない事が多いです。モノクロのページでも使いやすいように、淡すぎる色は使わない(輪郭が弱くなり視認性が悪くなる)・モノクロでの使用時は黒一色で使うなど、ロゴ使用時の利用方法も想定しておくと良いでしょう。

●ベースカラーこげ茶のみのロゴ、悪くはないが少し寂しい感じ

●ベースカラーこげ茶に差し色でオレンジ追加でメリハリがでて引き立ちます

組み換えやすいロゴ・マークだといろんな場面で自由に使える!

マークやロゴは縦・横長過ぎない(長くても2行程度でコンパクトにまとまる)形状だと、いろんな場面で使いやすいです。

まとめ

自由な発想でオリジナリティあるロゴを考えるのも大事です!しかし、もう少し掘り下げて「ロゴを作った後の使い方」まで考えるとより完成度が高く使いやすいロゴになります。