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【広告制作】知っておくと差がつくカラーのイメージ&選び方

ロゴや看板・名刺・広告・WEBサイトなど作る上で色は重要な役割を果たしますが、色選びに悩んでいる方も多いと思います。
ロゴや名刺などに使われてる色は企業のイメージだったり、メッセージが込められてる事も多く、色が付いてるだけで人間の脳にダイレクトに情報として成立してる物もあります。例えば信号機を普段見ているので赤は「危険」「注目」など注視しがちですね。
いろんなカラーを使用した紙面もカラフルでいいですが、たくさんの色を使用すると色のバランスをとるのが難しいので、慣れてないうちはベースカラーを決めて作ったほうがまとまり易いです。また、色を同系色や数種類に絞ることで世界観も作りやすいので手軽に完成度の高いものが作れます。
季節限定商品の紹介・BIGセール・新春売り出しなどのキャンペーン広告も、色が与えるイメージを考慮して作るとワンランク上の販促物が制作可能かもしれません。

各カラーから連想されるイメージやワード

…熱い・辛い・情熱・愛・命・炎・危険・注意・夏・安い・にぎやか

…誠実・堅実・クール・男性・固い・氷・スポーティー

…自然・癒し・春・優しい・ワイルド・田舎・山・オーガニック・無添加

…眩しい・太陽・明るい・注意・かわいい・あったかい・柔らかい・秋

黒…固い・暗い・高級・伝統・怖い・スタイリッシュ・夜

白…純真・キレイ・シンプル・ナチュラル・眩しい・冬・雪

キャッチーな原色系は上記のようなイメージですが、よく使う色で

水色…水・涼しい・空・川・海

ピンク…女性・かわいい・愛・春

ゴールド…高級・贅沢・派手・お祝い・めでたい

などもあります。

デザイン時に実際によく使う色 & 使い方のポイント

ここで紹介する内容は、完全に僕の経験上での意見ですが、実際によく使うなと感じてる色は赤・黒・白・ピンク・金ですね!
胸を張ってオススメできる万能カラーだと思いますw…但しおすすめカラーでもガンガン使えばいいって事でもなく、状況に応じて&色味の調整が割と大事かもしれません。
ここでは僕なりのおすすめカラーを使うときのコツや注意点などを説明していきます。

赤の使い方ポイント
原色の赤は、そのままの色で使うと安っぽいイメージになる傾向があります。激安感を前面に出したい場合にはいいですが、少し暗い赤にする事でインパクトの中にも品が保たれます。赤はワンポイント使いで視線を引き付ける効果もありますが、全面バックに敷く事で全体のイメージ色(正月広告など)にもなり得る使いやすい色です。赤のトーンを調整して書体との組み合わせで、高級にも和風にもポップにも見える万能カラーです。注意点としては青や緑など濃いめの複数色を同時に使う場合、ゴチャゴチャ感が出てしまうので赤+黒白+青など色数を制限したり、同系色でまとめたりしたほうが質の高いイメージになります。

黒(ブラック)の使い方ポイント
黒で良く目にするのは本文の文字ですが、ここでは本文以外の部分での使い方を紹介します。黒はバックに敷くことで手軽に全体のイメージ色になるのが強みです。業種の例としてはカーショップに使うとスタイリッシュにカッコよく、和食屋に使うと高級感やしづる感を出せるし、アパレル系だとスタイリッシュ・きれい目のイメージに仕上がります。また、黒バックは写真との相性も良く写真を引き立てる役割も果たします。また、文章の内容が変わる部分に背景にひくことで紙面でのカテゴリ分けもできて全体のイメージもメリハリがついてきます。注意点としては黒と同じ暗めの色(青・緑・紫)などをワンポイントに使いたい場合は視認性が悪くなるので赤や黄色等の明るめの色で代用したほうが良さそうです。

白(ホワイト)の使い方ポイント
背景によく使われる白ですが、背景色としては意外と上級者向けのカラーだと思います。白地は基本の色のでキレイ・ピュアイメージですが、言い方を変えると素材やデザインやコピーを駆使してキレイやピュアを表現し、その表現にしっくりくる背景色が白という事が多いです!まーまー誤魔化しの効かない色です。w しかし、すごく良い写真素材や心に刺さる会心のキャッチコピーなどと組み合わさった時にすごく完成度の高いデザインに仕上げる事も可能です。ただし当サイトは初心者さん向けの情報を発信してますので簡単で便利な使い方をご紹介します♪単刀直入に言いますと白は文字色に使え!ですw当然ですが、白背景に白文字を置くと見えないので、条件として濃い背景色の上に文字を配置する場合に限定されますが、濃い色の円図形などと組み合わせて使う事でワンポイントとして非常に有効に使えます!

ピンクの使い方ポイント
ピンクは桜や春のイメージがありますが、女性的や優しいイメージを作る場合に背景色に使うと便利ですが、いわゆるベタなピンクは背景など広い面積で使うと、可愛いすぎて好き嫌いのある色でもあります。そこで背景色などには少しクセを取り除いたようなサーモンピンク系が非常に使い勝手が良いです!また、書体との組み合わせで「女性向け」「ファミリー向け」「ヘルシー向け」などイメージもガラッと変わるのでフォント選びも重要となります。ピンクは全般的に1、2行ほどのキャッチコピーや見出しの文字色としても視認性が良く使いやすいですが、クセの強そうなショッキングピンクが意外とカッコよくロックなイメージで使えます。背景色黒や紺との相性も良く男性・女性向けなど性別も問わないので黒生地にショッキングピンクのロゴでスタッフTシャツなどオシャレでインパクトあるものが作れそうです。

金(ゴールド)の使い方ポイント
個人的には、品質・完成度を高く見せる最強の万能色がゴールドだと思います!金と言っても製造時の箔押し加工等と違って、印刷での金はインクやトナーで表現するので光沢は無く、山吹色や黄土色に近いカラーで表現する事が大半になります。ゴールドカラーも「明るい金」「くすんだ金=青金」で違った表情を持っています。明るい金は賑やかでギラギラと攻めた表情になるので、例えるとセールなど安さやお得感を出したい場合に合うと思いますし、茶色や白などの層を混ぜて金のグラデーション表現も破壊力がアップします笑。また同じ金カテゴリでも「くすんだ金=青金」は高級感があるが嫌味がない感じにまとまるのでキレイな上質感を表現したい場合に使用します。

僕自身良く使ってる金は「くすんだ金=青金」です。頻繁に使用するのですが、和・洋料理店様・BAR・ウエディング・エステなど高級感をいれつつキレイ目にまとめたいときにすごく重宝します。
タイトルや見出し・囲み罫など部分的に使用してます。アンティーク風・シックにも合うので困ったときのイメージづくりにオススメです!

まとめ

今回の記事は物づくりするときに店舗の方向性にあった色はカラーは何か?をメインに書きましたが、他にもオシャレに使える色や色のおすすめの色の組み合わせ・相性など紹介したいカラーがあります、また別の記事で詳しく掘り下げて解説していこうと思います。